心に一生残るプロポーズの言葉

プロポーズの主導権

ブライダルダイヤモンドの専門店「アイプリモ」が20~30代の未婚男女300名を対象に「プロポーズに関する意識調査」を実施しました。

 

元来プロポーズは「男性から女性へ」というのが、一般的な形のように思われてきました。
ところが、この調査では「男性から女性へのプロポーズ」に関する質問に対し、「プロポーズが出来ない男性が増えている」と女性の約8割が回答しています。特に20代女性では82.7%がそう感じているといいます。

 

2割もの男性が「プロポーズをしようとしたにも関わらす、断念したことがある」と回答しています。その原因として最も多かったのが「プロポーズをするきっかけがなかったから」が68.7%でした。まさしく、恋人同士の状態から、すでに男性側に主導権はない様子。
気弱になっていく男性と、そんな男性に対して強くなっていく女性という、男女間の力関係がはっきりしています。

 

ではなぜ男性がプロポーズできなくなってきているのでしょうか? その原因を女性達に尋ねたところ、「恋愛関係において男性側に主導権がないから」という答えが4割にも達しました。

 

そんなたくましくなった日本の女性たちですが、一方でプロポーズに対する可愛らしい憧れも持ち続けているのも確かです。女性の75%が「プロポーズの演出にはこだわって欲しい」と回答しています。

 

年齢別にみると、20代女性で69.3%、30代女性では80%と、以外にも20代女性よりも、シビアに結婚を捉えていそうな30代女性の方が、逆に結婚に幻想を抱き続け、プロポーズの演出にこだわりを持っているようです。

 

ちなみに婚約指輪を含むプロポーズにかける予算は?という質問に、男性の6割、女性では5割が「20万円未満」と回答しています。給料の3ヶ月分というエンゲージリングの神話も今はなく、男性の威厳を示せるきっかけも作れず、男性に主導権のない逆プロポーズが流行る理由も分かる気がしますね。

 


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